二兎を追い、二兎をも得る

日常は無常。心は満腹を知らず、醜くも大衆の亡霊を頬張るばかりである。

経過報告-9月toeic結果

どうも。

 

9月28日開催のTOEICを受験したが、その結果が出たので記載しておく。

 

まず、私はこのTOEIC受験に向けて3ヶ月間ある方の指導のもとに英語の学習・TOEIC

対策をすすめてきた。

毎日3時間以上の学習を計画していたが、いろんな言い訳がその計画を阻止。

実際にはサボった日も相当数存在し、平均として2時間程度しかやれなかった。

 

まあ、結果に対する保険的役割としての前書きはこれくらいにして。

スコアが出た。

リスニング:225

リーデイング:190

トータル:415

 

前置きをしたが、サボったとは言え、平均2時間程度、3ヶ月で200時間近くは英語に触れてきたのだ。若干の期待もなかったとは言えない。

しかし、このスコアである。

例えば私がまだ学生の身分であればこのスコアに大した感想も抱かなかった。

所詮単位取得のためのものでしかなかったからだ。

 

そして今の私がTOEICを受験する動機は自身の単位とは全く違うところからきている。

その分今回の結果でかなりの焦燥を抱え込んでしまった。

 

というなんとも残念な結果を書いているのは、これも私の人生の軌跡になると思っているからだ。

 

受験勉強だってそうだった。

高校3年生に上がって初めての面談を受けた時、まさに学年の底辺に位置していた私が

その後およそ200人を抜き去って(とは言っても大した結果ではなかったが)センター試験でそれなりの結果を出した時もすぐには成績は上がらず、しばらくは下の方をうろついていたし、本当に上がり始めたのはかなり後半だったように思う。

受験生向けの自己啓発書の類にも、成績は二次関数ではなく、指数関数のような曲線を描くということがよく書かれている。

 

ここで、目標を下方修正したり、あるいは諦めてしまわない事だ。

ここ数年で私の将来に対する期待は数十倍に膨らんでいる。

これも出会ってきた色んな人や、本、映画の影響ではあるが、私はそれに感謝している。

そして、その反面としての自分の実力、現状と戦う羽目になることも含めて自分の人生に対して彩りを感じている。

けれど、それはうまくいかないこととの戦いであった。

そのうまくいかない事柄の多くが”続けること”に関することだった。

今この瞬間も数え切れないほど多くの人がこの問題と対峙していることと思う。

それだけ”続けること”が普遍の課題であるということだと思っている。

 

私も何度も何度も計画して、続かなくて、計画して、を繰り返してきた。

そうして今になって実感したことがある。

計画に対して上手くいかないことはいつだってある。それも頻繁にだ。

その度いちいち落ち込んでも仕方ないということだ。

やり続けると決めたら、やる気に左右されることなく、淡々と日々やるべきことをこなしていくこと。それが一番の近道であるということ。

 

私も気づけば、まだ若いとは形容されるけれども、それなりに年を重ねた。

それだけ生き続けてきた、ということである。

これだって立派な継続じゃないか。

そういえば今日、1日の大半を読書に当てた。

私が計画しているのは、月10冊の本を読みきること。

残り10日を残して私が読んだ本の数は実はまだ4冊。

このペースだと、今月の着地として、よくて7冊、最悪5冊という計画の半分で終えてしまうこともあり得る。

 

これも、さっきの話と同じ。

いちいちこれに憂いでもしょうがない、今の私にはできなかった。ただそれだけである。

その現状はちゃんと受け止める、でもだからと言ってやめてしまうのが一番愚かしいじゃないか。

こんなペースでも、これまでの私に比べるとかなりの進度である。

続けていけば、気付いた時にはとんでもないところに来ている。そういうものだ。

 

話は随分と逸れたが、今の私の現状としては

TOEICで415。その程度。もちろんショックだった。でもだからと言って悩まない。

いつもと同じように英語学習に時間を割く。

だって少なくとも前進しているんだもの。続けること。たったそれだけでどこまでもいけるんじゃないかって、今はそう思うのだ。