僕がよくもまあ、こんなご身分でたいそーえらそーに言ったこと。
どうも。
最近、就職が決まったアルバイトに対して私が話したことを書こうと思う。
なぜなら、話したことがそっくりそのままブーメランみたいに私が心得ておくべきことだったからだ。
私ー就職きまったんだってね、おめでとう。
アルバイト(ア)ーありがとうございます。
私ーこれで社会人になってしまうんだねー
アー緊張です。
私ーじゃさ、社会人になるにあたって知っておいて欲しいことを言うね。
君がこれから入社する○○だけど、数十年後には多分なくなってるよ。
もちろんそんなこと実際数十年後になって見なきゃわかんないけどね。
でも、世の中の会社のほとんどはなくなってしまう。
倒産してしまったり、吸収されたり。
シリコンバレーっていう土地がアメリカにあるんだけど、そこでは九州一の都市である福岡の全企業とほぼ同じ数の企業が生まれて、そしてそのほとんどは3年以内になくなってしまっているんだって。
つまりね、まず第一に会社はなくなるもんだと思っておいて欲しい。
じゃあ、会社がなくなったとして、奥さんと子供がいたとする。
もちろん困るよね?
アーはい、そうですね。。
私ー困らないためにどうしたらいいかっていうと、自分が強かったらいいんだよ。
強いって、単に腕力があるとか、頭がキレるとかではなくてね。
誰にも負けない自分だけの何かを手にいれるってこと。
そうしたら、君を欲しがる人なんてわんさか出てくるんだから。
社会人になるってことは、会社っていう組織を通して、そうやって自分を磨いていくことだと思うなあ。
アー勉強になります。
私ーあ、いや、偉そうにいってるけど、俺もまだまだだからね、へへ。
アーどうせ働くなら、上の人間になりたいと思っています。
私ーお、いいね。じゃさ、上の人って、どういう人がなると思う?
アー人の話をしっかり聞けるひと、とかですか?
私ーそうだね、それはすごく大切だね。上の人たちはみんなその要素を持ってると思うよ。で、俺はね、こう思うの。上の人ってのは、上の人になることを当然って思ってる人たちがなるんじゃないかって。
こうなりたいなあ、こうだったらいいなあ、じゃなくって、え?それって当然でしょ?
っていうくらいの人じゃないと上には立てないんじゃないかなって思うのね。
アーああー。。
私ーあ、そうそう、7掛けの法則ってのがあってね、これ俺が名付けたんだけどさ(笑)、ほんの一握りの天才を除いて、多くの人の願望は叶わないと思っているのね。
それはいろんな理由がある。急な予定とか、事故とか、自分に対する甘えとかいろいろ。
でも、目指したからには、その70%くらいは達成できるんじゃないかって。
そう思ってんのね。
これに関してね、俺の大学受験の時がまさにそんな感じだったんだけど、
俺が高校3年生のとき、すっごく成績悪くて300人いる学年で、286番とか確かそれくらいだったのよ。ひどいでしょ?
だから先生からも、国公立の大学は厳しいんじゃないかって言われててね。それがすっごいくやしくって、いい大学に入って絶対見返してやるって、それまでろくに勉強なんてしてなかったくせに、なんかすっごい高い目標つくって勉強したんだよね。で、結局その目標にした大学には行けなくて、そこそこの公立大に入ったんだけど、気づいたら学年で80番くらいに位置してたの。200人ごぼう抜きしてたのね。
それもきっと、先生の言葉を真に受けて、とりあえず国公立入れるようにってやってたら多分国公立自体どこにも受かってないと思う。
要はね、なんだかんだちゃんとやれば10割は無理でも7割は叶うんだから、自分が思ってるよりうんと高い目標を立てて、それに対してどうやったら達成できるか考えたら、当初の目標は確実に叶うよってことね。
言ってること、わかる?
アーはい、心にひびきました。
私ーそれは、大げさでしょ(笑)。とにかくね、目標は大きく持って、自分を強くするんだよ。ごめんね、ながくなっちゃった。
アーいえ、ありがとうございます。
ーーー
っていう感じの会話だったんだよね。
実は、この他にも、努力ってどういうことかとかいろいろ話してる。
まあ、全部どっかで聞いたような話なんだけどさ。
でも、そんだけ、成功に対して何やったらいいかはみんな知ってんだよね。
まずは、強く思うこと。
心から目指したいと思える高い理想を描くこと。
それから、それに対してマイルストーンとなる道筋の中の節を描く。
そして、それぞれに対しての行動を計画していくのね。
で、ここからが重要。目標を立てるところまでは、自分の感情だったり、精神的なものによるところが大きいんだけど、それを頼りにすると、行動がついていかなくなる。
目標達成に必要不可欠な要素は、継続と反復。
それをやる気なんていう心許ないものに期待してしまうから、行動にムラがでる。
だから継続もまともにできやしない。
心をたぎらせて理想を描いたのなら、そこまでの道のりはひたすらに無感情で歩まねばならない。非人情で、淡々と、リズム良く。
そういうとき、ひとは、ひとりだと知る。
もちろん、一人じゃないさ。家族がいる、友達がいる、恋人がいる。
ただし、自分の道を歩いて行けるのは、他の誰でもない私なのだと知るのだ。